日本気象協会、物流向けサービス「GoStopマネジメントシステム」に 全国の高速道路、一般道の計509地点の「ライブカメラ」画像機能を追加 ~ 輸配送先や走行ルートの状況を加味した輸配送計画作成やドライバーの安全確保を支援 ~
Press Release
一般財団法人日本気象協会(本社:東京都豊島区、理事長:長田 太、以下「日本気象協会」)は、輸配送時の気象リスク回避を支援する物流向けサービス「GoStop(ゴーストップ)マネジメントシステム」の新コンテンツとして、全国の高速道路、一般道のライブカメラ509地点の画像の提供を2022年8月1日(月)から開始します。
「GoStopマネジメントシステム」では、これまで、長期間続く大雨や大雪に対し、荷主企業と物流企業が協力して事前の対策を行えるよう、予測情報の充実を図ってきました。今回、新コンテンツ、「ライブカメラ画像」機能の追加により、輸配送先や走行ルート、現地の状況をリアルタイムに把握することが可能となります。これにより、運行管理者の最新状況を考慮した輸送計画の調整や、配送先などへの情報共有、また走行中のトラックドライバーの安全確保を支援します。
■「ライブカメラ画像」の画面イメージ

■「ライブカメラ画像」導入の背景
2020年6月から提供を開始した「GoStopマネジメントシステム」では、利用企業の担当者へのヒアリングなどを通してサービスの機能追加、システムの改修や使い勝手の向上を続けています。最近の異常気象の頻発などを受けて、サービスを利用中の各企業から、次のような声をいただきました。
「大雪や大雨時に、輸送ルートや輸送先の状況をリアルタイムで把握したい」
「すでに出発してしまったトラックドライバーの状況を映像で把握したい」
「計画部署では配送先の気象状況等が把握しにくく、ドライバーの報告待ちになってしまう」
日本気象協会ではサービス利用者からの「現地の状況が把握できる実況情報が必要」との声を踏まえ、新たに「ライブカメラ画像」機能を追加しました。
■「GoStopマネジメントシステム」について
「GoStopマネジメントシステム」は独自の高精度の気象予測を活用してトラックの走行ルート上での気象リスクを算出したWebサービスです。物流事業者の悪天候時の輸送計画作成のサポートや荷主企業との円滑な事前調整等を実現します。なお、「GoStopマネジメントシステム」は2021年に公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会から「ロジスティック大賞」を授与されています。
○「GoStopマネジメントシステム」サイトURL
https://www.jwa.or.jp/service/transport-support/transport-support-road-03/
○「GoStopマネジメントシステム 第38回ロジスティクス大賞受賞」サイトのURL
https://www.jwa.or.jp/news/2021/09/14485/
○サービス利用対象企業
高速道路を利用し幹線輸送※1 を行う事業者の方ならびに国道を利用し幹線輸送を行う事業者を対象としたサービスです。輸送事業のみならず、BCP対策に注力している荷主企業も対象にしています。
※1 ある輸送拠点にそのエリアの荷物を大量に集め、その拠点から別の拠点に、大量輸送機関で運ぶこと
○サービスの提供形式
Webサービスでの提供(ID、パスワード入力により利用可能)。
○サービス利用料金
月額定額制 ※利用料金詳細は、お問い合わせください。
○サービスに関するお問い合わせ(法人向け)
日本気象協会 社会・防災事業部 営業課
Tel:03-5958-8143 Mail:gostop@jwa.or.jp(報道関係の方は日本気象協会 広報室までお問い合わせください。)
○GoStopマネジメントシステム」 サービスロゴ

以上
PDFダウンロード:【日本気象協会報道発表】GoStopライブカメラ画像の掲載_