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日本気象協会、JOGMEC公募「洋上風力発電の導入促進に向けた基礎調査に係る業務(風況・気象海象調査)」の2件(秋田市沖および旭市沖)の調査に採択
2026.05.26
プレスリリース
一般財団法人 日本気象協会 (本社:東京都豊島区、理事長:渡邊 一洋、以下「日本気象協会」)は、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(以下「JOGMEC」)が公募した『洋上風力発電の導入促進に向けた基礎調査に係る業務(風況・気象海象調査)』(以下「本事業」)の秋田市沖および旭市沖の2件の調査に採択されましたのでお知らせします。
採択された調査
(1)洋上風力発電の導入促進に向けた基礎調査に係る業務(秋田県秋田市沖:風況・気象海象調査)
(2)洋上風力発電の導入促進に向けた基礎調査に係る業務(千葉県旭市沖:風況・気象海象調査)
本事業の概要
我が国が進めている「2050年カーボンニュートラル」の実現に向けて、特に洋上風力発電は導入拡大が期待されています。その事業化にあたっては、事前に風向・風速をはじめとする風況特性や、波浪・海流などの海象条件を精度高く把握することが重要です。我が国では、「セントラル方式」(注1)と呼ばれる仕組みを導入し、事前の風況・気象海象調査については、JOGMECが一元的に実施しています。本事業は、このセントラル方式のもと、秋田県秋田市沖および千葉県旭市沖の2海域を対象に、洋上風力発電の基本設計に必要となる風況や海象などの基礎データを取得し、将来の事業化に向けた検討に役立てることを目的としています。調査結果は事業者へ提供され、ウィンドファームの基本設計などへの活用が見込まれます。
(注1)セントラル方式とは、洋上風力発電の案件形成に際して、政府などが風況・気象海象、海底地盤調査や系統連系などの立地調整を主導することで効率的な案件形成を実現する仕組みです。日本気象協会は2021年度のNEDO事業において、セントラル方式導入に向けた制度と調査内容などの検討を担当しました。
日本気象協会、NEDO公募「洋上風力発電の地域一体的開発に向けた調査研究事業」 2つの調査研究項目に採択される:https://www.jwa.or.jp/news/2021/06/13477/
本事業での調査内容
①風況調査
2台のスキャニングライダーを用いて、陸上から洋上観測点の風向風速を計測するデュアルスキャニングライダー観測を実施します。これにより対象海域における風況調査を行い、将来の事業検討の基礎となるデータを取得します。
②気象海象調査
対象海域における気温・気圧・湿度などの気象条件、波浪・海流などの海象を観測し、将来の事業検討の基礎となるデータを取得します。

風況調査の観測機器(例)
スキャニングライダー
海象調査の観測機器(例)
波浪計
本事業での調査期間
2026年4月~2028年3月(予定)
事業採択に関する詳細
秋田県秋田市沖:https://www.jogmec.go.jp/content/300800581.pdf
千葉県旭市沖:https://www.jogmec.go.jp/content/300800582.pdf
日本気象協会のセントラル方式による風況・気象海象調査への取り組み
日本気象協会は風況・気象海象分野において、調査・解析の豊富な実績と技術力を評価され、本事業に採択されました。これまでにも令和5年度(2023年度)の着床式洋上風力発電に係る調査事業(注2)、令和6年度(2024年度)の浮体式洋上風力発電の導入促進に向けた基礎調査(注3)に採択されています。セントラル方式による風況・気象海象調査については、今回採択された2件を含め、これまでJOGMECにて公募された全8件のうち5件の調査を日本気象協会が実施することになります。日本気象協会はこれからも洋上風力発電事業に関連する広範な分野への参画・支援を通じて、日本の再生可能エネルギーの導入拡大に貢献していきます。
(注2)日本気象協会、JOGMEC公募「洋上風力発電の導入促進に向けた基礎調査に係る業務」 2件の調査に採択:https://www.jwa.or.jp/news/2023/06/20421/
(注3)日本気象協会、JOGMEC公募「令和6年度 洋上風力発電の導入促進に向けた基礎調査に係る業務」に採択:https://www.jwa.or.jp/news/2025/03/25991/
<ご参考>日本気象協会の風力発電関連サービス
以 上
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