日本気象協会 「秋田港・能代港洋上風力発電所」にて「バードストライク検知システム」を用いた調査を開始
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一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、理事長:長田 太、以下「日本気象協会」)は、秋田洋上風力発電株式会社(本社:秋田県能代市、代表取締役社長:岡垣 啓司)が運用する秋田港・能代港洋上風力発電所にて「バードストライク検知システム」を導入いただき、バードストライクの調査を開始しました。
■バードストライク検知システム
赤外線カメラで動画を撮影、AIによる飛翔体検知を行なうことで、風車近傍の鳥類の接近を監視・自動検知します。死骸調査が困難な洋上風力発電でバードストライク発生の有無を常時モニタリングします。
・日本気象協会が独自に開発
・24時間365日監視可能、夜間調査にも対応
・AIによる自動検知で、監視作業の効率化
・バードストライク発生を最短で翌営業日に報告
・AIによる再学習で精度向上が可能

■秋田港・能代港洋上風力発電所


■本システムへのご質問や導入依頼等のお問い合わせ先
一般財団法人 日本気象協会 環境・エネルギー事業部 営業課
連絡先:東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60 55階
電話:03-5958-8142
Email:ke-eigyo_kankyo@jwa.or.jp
■参考URL
風力発電のバードストライク監視サービス「鳥類監視システム」
https://www.jwa.or.jp/service/energy-management/assessment-04/
日本気象協会「鳥類観測技術」で台湾の「洋上風力発電の鳥類事後調査業務」に参画
~日本の鳥類の観測技術が海外のインフラ設備に 初採用~
https://www.jwa.or.jp/news/2020/05/9872/
日本気象協会、AI鳥類識別システム「AI Bird」を開発
~AIを使ったオジロワシとオオワシを他の鳥類と見分ける技術にて 国内希少野生動物と風力発電事業の共存に貢献~
https://www.jwa.or.jp/news/2021/01/12092/