アメダス推定日射量
Services
全国のアメダス日照時間・太陽高度から推定した全天日射量を提供します。
「アメダス推定日射量」は、高精度な全天日射量推定情報です。
太陽光発電システムの事業性評価や運用監視には、全天日射量のデータが不可欠です。そこで、全国約800カ所のアメダス地点の日照時間・太陽高度から推定した全天日射量を提供します。
気象庁による全天日射量の観測地点は全国約50カ所に限られています。一方、日照時間であれば、全国約800カ所のアメダス地点データが長期間蓄積されています。日本気象協会では、アメダス地点の日照時間・太陽高度から全天日射量を推定する独自モデル(日照-日射モデル)により、高精度な日射量推定情報(アメダス推定日射量)を提供しています。
サービス内容
サービス内容は以下のとおりです。一部の項目に関しては、エネルギー事業者向け総合APIサービス ENeAPIを介しての提供も可能です。
●NEDO日射量データベースに利用されている技術
アメダス推定日射量の技術は、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の日射量データベースに用いられています。NEDOのホームページで公開されており、どなたでもご利用可能です。このデータベースは太陽光発電事業者を中心に広く利用されています。
NEDO日射量データベース閲覧システム https://appww2.infoc.nedo.go.jp/appww/index.html
特徴
・独自技術により、全国約800カ所のアメダス地点の日照時間・太陽高度から全天日射量を推定
・アメダス地点での全天日射量推定値を10分値(2010年~現在まで)で提供可能
用途
・太陽光発電設備を建設する際の事業採算性評価・リスク評価
・セカンダリー市場(中古の太陽光発電所の売買市場)での太陽光発電所の事業採算性評価・リスク評価
・自家消費型太陽光発電設備へのPPAモデル導入検討
・故障診断を目的とした、太陽光発電設備の運用監視
関連ニュース
・日本気象協会、アメダス推定日射量サービスをリニューアル ~日照-日射モデルの改良により、日射量の推定精度を最大30%以上改善~(2022/7/25 日本気象協会ニュースリリース)https://www.jwa.or.jp/news/2022/07/17360/
・(日射量レポートVol.3)「2021年の日射量」~2021年の日射量分布は、 東日本から西日本にかけて「やや少ない」から「例年並」の傾向~(2022/4/7 日本気象協会お知らせ)
https://www.jwa.or.jp/news/2022/04/16357/
・(日射量レポートVol.2)「2020年の日射量」~2020年の日射量の分布は、北日本・東日本で「少ない」から「やや少ない」傾向~(2021/4/14日本気象協会お知らせ)
https://www.jwa.or.jp/news/2021/04/12959/
・(日射量レポートVol.1)『2019年の日射量』~2019年(令和元年)の日射量の分布は、2018年と比べて「北高南低」の傾向でした~(2020/3/11日本気象協会お知らせ)
https://www.jwa.or.jp/news/2020/03/9493/
・『2018年の日射量(確定版)』発表 ~東北南部から沖縄で、例年と比べ「やや多い」傾向~(2019/1/31日本気象協会ニュースリリース)
https://www.jwa.or.jp/news/2019/01/4202/
・2017年の年間日射量傾向まとめ ~例年と比べ西日本でやや多く、東北地方でやや少ない傾向~(2018/1/31日本気象協会ニュースリリース)
https://www.jwa.or.jp/news/2018/01/4298/
・2016年の年間日射量 前年の年間日射量に比べ、東日本でやや少なく西日本でやや多い「東少西多」の傾向(2017/1/19日本気象協会ニュースリリース)
https://www.jwa.or.jp/news/2017/01/4421/
・2015年 年間日射量 例年に比べ『東多西少』 ~例年に比べると、東北地方で多く、九州南部で少ない傾向~(2016/2/29日本気象協会ニュースリリース)
https://www.jwa.or.jp/news/2016/02/4564/