エネルギー事業者向けAPIサービス ENeAPI
Services
エネルギー事業者様向けに特化した高精度な気象情報をWebAPIでご提供します。
「ENeAPI(エネエーピーアイ)」は、エネルギー事業者様向けに特化した高精度な気象推定・予測情報を提供するWebAPIサービスです。太陽光・風力などの発電事業や小売電気事業、系統用蓄電池事業、発電・蓄電設備などの分散型エネルギーリソースのエネルギーマネジメントやO&M事業(発電設備の運用保守事業)など、エネルギー事業の幅広い分野でご利用いただけます。
「ENeAPI」は以下の4つのカテゴリから構成されています。
・「太陽光API」 :太陽光発電事業者向け情報
・「風力API」 :風力発電事業者向け情報
・「エネマネAPI」 :エネルギーマネジメント事業者向け情報
・「リスク情報API」 :分散型エネルギーリソース保有者および運用管理事業者向け情報


9月28日14:00以前:太陽光発電出力実績値・推定値 9月28日14:00以降:9月28日14:00に取得した太陽光発電出力予測値

各日8時発表の翌日予測(30分ごと、48コマ分)を繋ぎ合わせた結果
サービス内容
ENeAPIのデータラインナップは以下のとおりです。

*2 日本気象協会が所有する日射量推定値(SOLASAT 9-Now)による予測値の逐次補正機能がご利用可能です。
また、お客さま側で取得している現地気象観測値や太陽光発電出力実績値による補正も可能です。
各APIの詳細については、下記ページもご参照ください。
・日射量・太陽光発電出力予測 SYNFOS-solar
・ひまわり8・9号による日射量推定サービス SOLASAT 9-Now
・ひまわり8・9号による日射量予測サービス SOLASAT 9-Nowcast
・電力需要予測
・プライス予測(電力取引価格予測)
●APIの概要

API方式 | REST API |
認証方式 | APIキーによる認証 |
リクエスト | HTTP-GET |
レスポンスデータのフォーマット | json形式またはcsv形式*1 |
*1 一部の情報については、json形式での提供に限られる場合があります。
特徴
・電力取引に適した30分ごと・翌々日までの高精度な気象予測データを提供。豊富なデータラインナップで最長2週間先までの予測に対応。
・緯度経度・郵便番号などから対象施設の地点設定が可能で、地点変更の反映が早い。
・WebAPIによって従来よりもコストを抑え、迅速に気象データ提供が可能。お客様の各種システムへのデータ連携実装も容易に。
用途
・再エネ(太陽光・風力など)発電事業者や発電バランシンググループ、アグリゲーターなどによる高精度な発電販売計画の作成支援、およびインバランスリスクの低減支援
・小売電気事業者による経済的な電力調達計画の作成支援
・バーチャルパワープラント(VPP)事業やデマンドレスポンス(DR)における市場取引の高度化・効率化
・卒FIT世帯を対象とした余剰電力の活用推進
(蓄電池と組み合わせた自家消費の推進、余剰電力の予測支援など)
・再エネ発電設備や蓄電池、電気自動車(EV)などと組み合わせたEMS、ZEH等の運用支援
・再エネ発電を利用した自己託送、オンサイトPPA、オフサイトPPAの導入支援(RE100の達成支援)
・個々の工場・ビル・住宅から、マイクログリッド、スマートシティ、さらには電力エリア単位までの高度なエネルギーマネジメントの実現
・洋上風力発電の事前調査や環境アセスメントに伴う海上・海中作業の実施可否判断
・洋上風力発電設備のメンテナンスをはじめとする海上・海中作業の計画立案
・発電・蓄電設備等の維持・管理、およびレジリエンスの確保
FAQ
1. 価格を教えてください。
>価格は、提供要素及び地点数によって変化します。データラインナップのうち、ご入用のAPI名・レスポンス要素・地点数をご連絡ください。別途お見積りいたします。ご利用想定等をお知らせいただければ、適したAPIをご提案いたしますのでお問い合わせください。
2.申し込みから利用開始までの手続きを教えてください。
>お見積り内容をご承諾いただき、申込書の受理後およそ10営業日以内に、APIアクセスに必要な情報をお送りいたします。申込書に記載した利用開始日以降、本サービスをご利用いただけます。
3. データの取り扱いに関する制限はありますか?
>本サービスの利用にあたっては、ご提供データの利用目的を事前に確認させていただき、その範囲内でのご利用をお願いしております。契約者以外の第三者利用の可能性などありましたら、個別にお問い合わせください。
4. WebAPIでのデータ取得に関する制限はありますか?
>本サービスをご利用にあたって、一定のアクセス頻度での利用をお願いしております。より高頻度なアクセスをご要望の場合は個別にお問い合わせください。
5. 過去データの取り扱いはありますか?
>APIでの取得については限定されますが、ご要望に応じて別途過去データをご用意できる場合があります(有償)。
6. 発電出力変換に必要な発電設備仕様とは何ですか?
>パネルの方位角・傾斜角や、定格容量などを指します(サービスご利用の際は、取扱説明書を別途お送りします)。詳細につきましては、個別にお問い合わせください。
7. クレジット決済には対応していますか?
>申し訳ございませんが、現時点では対応しておりません。
8. 個人で購入することは可能ですか?
>申し訳ございませんが、ENeAPIは法人向けサービスとなっております。
関連ニュース
・日射量・太陽光発電出力予測APIを提供開始
~任意地点の予測情報をAPIで容易に取得可能に~
(2020/08/06 日本気象協会ニュースリリース)
https://www.jwa.or.jp/news/2020/08/10704/
・日本気象協会、太陽光発電事業者向け「日射量・太陽光発電出力予測API」を拡充
~2022年4月のFIP制度開始に先駆け、2つの新機能を追加~
(2021/10/26 日本気象協会ニュースリリース)
https://www.jwa.or.jp/news/2021/10/14952/
・日本気象協会、エネルギー事業者向け総合APIサービス「ENeAPI」の提供を開始
~「日射量・太陽光発電出力予測API」を大幅拡充し、総合APIサービスとしてリニューアル~
(2022/02/03 日本気象協会ニュースリリース)
https://www.jwa.or.jp/news/2022/02/15763/
・日本気象協会、エネルギー事業者向け総合APIサービス「ENeAPI」を拡充
~洋上風力の導入拡大を見据え、風向風速予測・高潮予測・波浪予測の提供を開始~
(2022/03/14 日本気象協会ニュースリリース)
https://www.jwa.or.jp/news/2022/03/16093/
・日本気象協会、エネルギー事業者向け総合APIサービス「ENeAPI」を拡充
~新たに太陽光発電出力、風向風速、相対湿度、天気、降雪量の2週間予測の提供を開始~
(2023/06/28 日本気象協会ニュースリリース)
https://www.jwa.or.jp/news/2023/06/20579/
・日本気象協会、風車ハブ高さに対応した風力API「2週間風力発電出力予測API」を新たに提供開始
~エネルギー事業者向けAPIサービス「ENeAPI」がさらに使いやすく~
(2025/01/14 日本気象協会ニュースリリース)
https://www.jwa.or.jp/news/2025/01/24976/
※「ENeAPI」は日本気象協会の登録商標(登録第6574904号)です。