木更津市役所へ乾電池やアルファ米などをお届けしました ~ 「トクする!防災」(R) プロジェクトでは「ローリングストック」の実践を推進しています~
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一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、理事長:長田 太、以下「日本気象協会」)が推進する「トクする!防災」(R) プロジェクトは、2019年9月11日(水)に木更津市役所を訪問し、乾電池やアルファ米などをお届けしました。
【「トクする!防災」プロジェクトからお届けしたもの】
・FDK アルカリ乾電池 単4形 4つ入り58パック(232個)
・FDK LEDランタン(1つ)
・コールマン LEDランタン(3つ)、ヘッドライト(1つ)
・アルファー食品 アルファ化米(110個)
台風15号による千葉県の大規模停電被害に対して、危機管理教育研究所の代表で危機管理アドバイザーの国崎信江氏のご協力のもと、木更津市役所に物資をお届けすることができました。
(国崎氏は危機管理アドバイザーとして、自治体の災害対策支援・サポートに入られ、木更津市だけではなく被害のある自治体へ自治体災害対策運営のサポートもされています。)
【訪問時の状況】




【木更津市 危機管理課 課長のお話】
・台風15号自体の被害は想定内だったが、その後の停電による2次被害の規模が大きくなっている。
・庁舎も10日夕方までは非常電源だった。エアコンも効かず厳しい状況だった。
・停電の状況は、東京電力発表の内容にて把握。村単位でも停電している所、していない所とまばらな状態。
【国崎氏のお話】
・自治体職員も不休の状況。4日間帰宅出来ていない職員もいて、食事もままならない状況。
・住民の中には盗難などの心配などで避難所にはいかず、暑いなか自宅滞在の人も。
・12日以降は、食中毒対策、衛生指導が必要。
【避難所の状況】
・9月11日夜は、22人の住民が避難所に滞在。日中の気温の高い間は30人以上の人が避難していたが、夜は帰宅している。
・エントランスロビーでは、ロビーのソファーで寝ている人や子どもたちなど7名の住民がいた。
・研修室では、年配の夫婦が床に布団やシーツを敷いて寝ている状況。
【季節による備えと、ローリングストックの重要性】
台風15号の停電被害は予想以上となりました。停電によりエアコンが効かず熱中症になる危険性が高まり、冷蔵庫の食べ物は傷んでいきます。停電時に備えて体調を維持するため夏は汗拭きシート、冬はカイロなど季節による備えや、長期間停電しても保存が利く食料のローリングストックはとても重要です。
日本気象協会では普段から少し多めに食材、加工品を買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の食料を家に備蓄しておくローリングストックを推進しています。
「トクする!防災」プロジェクトとは
「トクする!防災」プロジェクトは、日本気象協会が推進する、“必要だとは思っているけれど、なかなか実践できない防災アクション”に対し、ちょっとしたおトク感や気軽さをプラスする取り組みです。日頃から防災対策への興味、関心を高め、最終的に自分や家族の身を守ることができる備えをしながら、安心につなげていくことを目指しています。
公式ウェブサイト https://tokusuru-bosai.jp/

以上