風力発電に関するコンサルティングサービス
Services
風力発電の事業性評価から設置・運用に係る各種調査・コンサルティングをワンストップで実現します。
実施可能な調査は、風況・海象調査、発電量推定、環境影響評価、風車の適正配置、発電出力予測、鳥類の観測・監視等多岐にわたります。
風況調査、洋上風況調査
気象観測マスト(鉄塔)やLiDAR(※)による上層の風況観測について、観測の適地選定、各種許認可の取得、設置・観測・データ監視及び保管・各種統計によるデータ解析をワンストップで実現します。
【こちらをクリックいただくことで、「風況観測・風況シミュレーション」に関するパンフレットをダウンロードいただけます】
さらに洋上の上層の風況観測についても、世界初の低動揺型スパーブイを用いた洋上風況観測システム(BuoyLidar)を開発して、安定した長期観測を実現しています。
https://www.jwa.or.jp/news/2020/09/11056/
風況推定シミュレーション(発電量推定)、風車の適正配置
風力発電施設の事業周辺地での風況をシミュレーションにより推定することで、事業性評価に必要な解析を実施します。風況マップの作成や、空間的な風況データとして事業性評価に活用いただけます。
さらに、上記の風況の観測値を取り込むことで、より高精度な風況の推定が可能です。
https://www.jwa.or.jp/service/energy-management/wind-power-04/
海象調査
洋上風力発電施設の計画・設計段階における海象条件等について、現地調査や各種の統計解析を実施します。日本気象協会独自の波浪推算データベースを保有しており、これに加えて数値シミュレーション技術を活用することで長期間かつ精緻な統計解析を実現します。
https://www.jwa.or.jp/service/energy-management/wind-power-03/
環境影響評価(環境アセスメント)に関する事前のコンサルティングサービス
⾵⼒発電施設の計画段階において、周辺の環境アセスメント上の影響項⽬を把握することで、事前の環境リスクの低減や、効率的な環境アセスメントが実現できます。 ⽇本気象協会では事前のコンサルティングサービスを実施しています。
環境影響評価(環境アセスメント)
陸上風力、洋上風力における環境アセスメントを実施します。風力発電施設の設置に係る環境アセスメントにおいては国内トップシェアを誇ります。
【こちらをクリックいただくことで、「風力発電のための環境アセスメント」に関するパンフレットをダウンロードいただけます】
風力発電出力予測
風力発電施設の発電出力を30分単位で高精度に予測します。日本気象協会は、独自気象モデルSYNFOS(シンフォス)を含む複数の気象モデルによる予測と風況解析技術や各種補正処理により、予測精度の向上を実現しています。
https://www.jwa.or.jp/service/energy-management/wind-power-02/
鳥類のレーダー等を用いた観測・監視技術
風力発電施設における鳥類の観測・監視は、自然との共生を図る意味で重要です。日本気象協会は、レーダーを活用した鳥類の観測技術、撮影した動画からAIで鳥類を識別する技術を開発し、これらを活用した自然と共生する風力発電施設を支援しています。
https://www.jwa.or.jp/news/2020/05/9872/
https://www.jwa.or.jp/news/2021/01/12092/
用語説明
・LiDAR(Light Detection And Ranging):レーザ光を発射して大気中の微粒子からの反射光を受信することで上空の風速をリモートセンシングする気象観測機器。