SERVICE日射量・太陽光発電出力予測 SYNFOS・・・

日射量・太陽光発電出力予測 SYNFOS-solar
Services

独自気象モデルを活用し、高精度な日射量・太陽光発電出力予測情報を提供します。

「SYNFOS-solar(シンフォスソーラー)」は、独自気象モデルによる高精度な日射量・太陽光発電出力予測サービスです。本サービスは、2つの独自技術によって予測精度を高めています。独自技術を組み合わせることにより、従来の気象モデルに比べて約30%の予測精度向上を実現しました。

  • 独自技術①:気象モデルの改良 薄曇りなどのさまざまな雲の状態をより正確に表現するため、鉛直方向の空間解像度を細かくした上で、気象モデル内での雲の生成過程を高度化しました。
  • 独自技術②:予測値の統計補正 日射量の予測精度向上のため、観測データを活用した予測値の統計補正を行いました。
SYNFOS-solarの概要
SYNFOS-solarの概要

サービス内容

SYNFOS-solarには「SYNFOS-solar ポイント予測」「SYNFOS-solar 1kmメッシュ」の2種類があり、利用目的に応じた予測情報をご利用いただけます。

SYNFOS-solar ポイント予測
対象地点の日射量をピンポイントで予測します。地点ごとの気象特性を考慮した日射量予測情報は、太陽光発電設備を有する施設ごとの電力需給計画や、蓄電池の効率的な運用計画策定作成などにご利用いただけます。
SYNFOS-solar ポイント予測では、予測対象地点の周辺で観測された日射量(実測値や気象衛星を用いた推定値)を用いて予測値を補正(逐次補正)することも可能です。逐次補正の効果は数時間先までで特に大きく、日射量の予測精度は補正前に比べて最大50%程度改善されます。

逐次補正の適用例
逐次補正の適用例

また、過去実績値やアンサンブル予測(※1)を活用し、予測値に信頼区間幅を付加して提供することも可能です。信頼区間幅を付加することにより、予測値の上振れリスク・下振れリスクを考慮した活用を実現します。

信頼区間幅予測の適用例
信頼区間幅予測の適用例

●SYNFOS-solar 1kmメッシュ(エリア日射量予測サービス)
全国の日射量観測データを活用した予測値の面的な統計補正により、日射量を1kmメッシュで予測します。面的かつ高解像度の日射量予測情報は、分散配置された太陽光発電設備を適切に考慮した電力需給計画などにご利用いただけます。

(左)SYNFOS-solar 1kmメッシュによる日射量分布の予測結果 (右)ひまわり8号による衛星画像(可視)
(左)SYNFOS-solar 1kmメッシュによる日射量分布の予測結果
(右)ひまわり8号による衛星画像(可視)

SYNFOS-solar 1kmメッシュは、一般財団法人 新エネルギー財団が主催する平成30年度新エネ大賞の「資源エネルギー庁長官賞」を受賞しました。

「資源エネルギー庁長官賞」受賞
「資源エネルギー庁長官賞」受賞
* このほか、週間予測(30分ごと・192時間先まで)も提供可能です。 ** 傾斜角、太陽光発電設備仕様等の情報が別途必要となります。

特徴

・30分ごとの日射量・太陽光発電出力を78時間先まで予測
・独自技術(気象モデルの改良・予測値の統計補正)を組み合わせることで、高精度化を実現
・予測値の面的な統計補正により、電力エリアごとの日射量分布予測(メッシュ予測)も提供可能

用途

・一般送配電事業者による電力需給計画の作成
・卒FIT世帯を対象とした余剰電力の活用推進
(蓄電池と組み合わせた自家消費の推進、余剰電力の予測支援など)
・小売電気事業者による経済的な電力調達計画の作成支援
・太陽光発電設備や蓄電池、電気自動車(EV)などと組み合わせたEMS、VPP、ZEH等の運用支援
・太陽光発電を利用した自己託送によるRE100の達成支援
・太陽光発電事業者や発電バランシンググループ、アグリゲーターなどによる高精度な発電販売計画の作成支援

関連ニュース

・日本気象協会、名古屋工業大学ソーラーカー部を日射量推定・予測情報で支援 ~「Bridgestone World Solar Challenge 2019」では過去最高順位でフィニッシュ!~(2019/11/26日本気象協会お知らせ)
https://www.jwa.or.jp/news/2019/11/8727/
・「新エネ大賞」資源エネルギー庁長官賞の表彰を受けました ~受賞サービス『SYNFOS-solar 1kmメッシュ』を ENEX2019アワードコーナーにて紹介~(2019/2/5日本気象協会お知らせ)
https://www.jwa.or.jp/news/2019/02/4203/
・日本気象協会の『SYNFOS-solar 1kmメッシュ』が平成30年度「新エネ大賞」で資源エネルギー庁長官賞を受賞(2018/12/18日本気象協会ニュースリリース)
https://www.jwa.or.jp/news/2018/12/4409/
・日本気象協会、名古屋工業大学ソーラーカー部を日射量推定・予測情報で支援 ~「ソーラーカーレース鈴鹿2018」OLYMPIAクラスで優勝!~(2018/8/10日本気象協会お知らせ)
https://www.jwa.or.jp/news/2018/08/4358/
・日本気象協会、エリア日射量予測サービス『SYNFOS-solar 1kmメッシュ』提供開始 ~最大72時間先まで30分ごとにエリア日射量予測データを配信~(2016/4/21日本気象協会ニュースリリース)
https://www.jwa.or.jp/news/2016/04/4579/

(※1)アンサンブル予測…わずかに異なる大気の状態(初期値)から多数の予測を行い、その平均やばらつきの程度といった統計的な性質から、最も起こりやすい現象を予測する手法。

※「SYNFOS」は日本気象協会の登録商標(登録第4935276号)です。