サービス・ソリューション

電力需要予測

気象予報士のノウハウと人工知能(AI)・機械学習の解析技術を組み合わせ、高精度な電力需要予測サービスを提供します。

「電力需要予測」は、お客さまが取引する電力需要量を電力エリアごとに予測するサービスです。電力需要は、気温、湿度、日射量、雨、雪などのさまざまな気象要素に大きく影響を受けます。過去の電力需要の特徴を、社会活動・気象条件等の変動要因に基づき解析(エネルギー需要変動解析)し、気象予測スペシャリストの技術と人工知能を融合させることにより、高精度な電力需要予測を実現しました。
日本気象協会は、お客さまのニーズにあったシステム構築からデータ提供サービスを行い、電力の市場取引や需給管理などに貢献していきます。

電力需要予測の概要

電力需要予測の概要

サービス内容

予測対象電力エリアごとの電力需要量(単位:kWh)
予測間隔30分ごと
予測期間当日から翌々日まで
使用データ・需要実績データ(単位:kWh)
・契約電力量データ(単位:kW)
・予測対象エリアの気象予測データ(気温・湿度・日射量など)
電力需要予測機能・電圧別予測
・業種別予測
・契約プラン別予測
オプション予測期間の延長などオプション対応が可能

主に大手電力事業者を対象とした「オンプレミス版」、新電力事業者を対象とした「クラウド版」の2種類のサービスを提供しています。

●オンプレミス版電力需要予測システム
お客さまが管理する施設内に電力需要予測計算用サーバを納入・設置し、運用するシステムです。システム構成や仕様はお客さまごとにご相談に応じます。

●クラウド版電力需要予測システム
お客さまから電力需要実績データなどを受領し、日本気象協会が独自運用するクラウドサーバで作成した電力需要予測データを、お客さまへ自動配信するシステムです。短期間かつ少ない初期投資で導入が可能です。

特徴

  • 人工知能(AI)を用いた電力需要予測
  • 再エネ予測技術の知見を活用
  • データ分析に基づく予測モデル構築により、高い予測精度を実現
  • 需要家の電圧別/業種別/契約プラン別の電力需要予測にも対応
  • 120時間先までの予測により、翌々日計画の作成にも対応

用途

  • 大手電力事業者、新電力事業者(PPS)などの電気事業者の電力需給管理
  • デマンドレスポンスやVPPのための需要想定(ベースライン策定)
  • 系統用蓄電池事業者による蓄電池システムの充放電計画や電力市場への入札計画の最適化

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